今注目のインフレーターマットはご存知ですか？実はエアマットより使いやすく寝心地もいいと今話題なんです。そこで今回はインフレーターマットの特徴、メリット、デメリット、選ぶ際の注目点、おすすめを紹介していきます。それではご覧ください。
キャンプ用マットは大きく分けると2種類あるんです！
●エアマット
エアマットは名前の通り空気を入れて膨らますタイプのマットです。ポンプを使用して膨らます必要があるため手間はかかるのですが、かなりの厚みを作り出す事ができます。そのためエアベッドなど比較的組み立てサイズの大きい物が多いのが特徴です。さらに空気のため収納サイズはコンパクトになるため持ち運びにも優れるマットです。コンパクト軽量のため私はキャンプより登山泊におすすめで、実際に私も登山泊ではエアマットを使用しています。
●インフレーターマット
インフレーターマットはウレタン（スポンジ）が中に入っているマットです。ウレタンが元の大きさに膨らむ作用でマットが自動的に膨らんでくれるので、設営時間を短縮する事ができます。また撤収もクルクルと巻いていくだけなのでとっても簡単です。しかしエアマットと比べ収納サイズはかなり大きく、持ち運びには優れないため、登山泊よりかはオートキャンプ（車で行くキャンプ）におすすめのマットと言えます。
エアマットよりインフレーターマットがおすすめな理由とは？
●簡単に膨らませれる
ウレタン（スポンジ）が中に入っていて、それが元の大きさに膨らむ原理でマットが自動に膨らむ様なっています。そのため設営時間がかからないのはインフレーターマットで1番の魅力です。これで時間を短縮して少しでも長くキャンプを楽しんじゃいましょう！
●体にフィットする
インフレーターマットはウレタンが入っているため、低反発マットの様な寝心地です。そのため体にフィットし、エアマットよりも遥か快適に寝る事ができます。エアマットは空気が入っているため寝返りすると傾向いたり、浮いている感覚になって酔う方もいらっしゃるので、寝心地を求めるなら体にフィットするインフレーターマットがNo.１と言えます。
●断熱性に優れる
インフレーターマットはエアマットに比べ、断熱性に優れます。エアマットは中身が空気のため地面の冷気をそのまま通してしまい体が冷えてしまうのですが、インフレーターマットなら中身がウレタンのためしっかり冷気を遮断してくれます。これなら夏でも冬でも大活躍する事間違いなさそうです。
インフレーターマットを選ぶ時はここに注目！
●厚み
厚みは2cm~10cmくらいまで様々なものが各ブランドから販売されています。もちろん厚みによって収納サイズもかなり変わってくるため車に積載できるサイズの物を選ぶ必要があります。しかし、厚みが薄すぎては地面の凸凹を感じてしまうためマットを敷く意味がありません。
ではどれくらいの厚みが良いのでしょうか？私がお勧めするのは5~7cmです。これくらいの厚みがあれば岩の多いキャンプサイトで寝る際でもほぼ地面を感じる事がありません。また収納サイズもそこまで大きくならないため4人分くらいなら、他のキャンプ用品と一緒に普通車で積載ができてしまいます。是非購入する際の参考にしてみてください。
●長さ
長さも100cm~200cmくらいのものまで様々です。私がお勧めするのは180~200cmです。小さいものを購入して足や頭がはみ出してしまっては、寝にくくて意味がないので180~200cmのものを選ぶ様にしましょう。
また長さが変わっても価格はそこまで変動しないため、長ければ長いほどコスパがいいとも言えます。是非長いものを購入するようにしてみてください。
●シングルかダブルか
各ブランドからシングルサイズのものとダブルサイズのものが多数販売されています。ここで私が皆さまに本気で伝えたいのはダブルサイズは買うなという事です。
どうしてかというと、ダブルサイズのものは収納する際かなりの力が入ります。また巻くのが難しすぎてなかなか収納袋に入れる事ができません。アウトドア店員をしている私ですが、最もしたくない仕事はインフレーターマットのダブルサイズを畳む作業と思っているくらいに大変です。
後悔しないためにもダブルではなくシングルを選ぶ様にしましょう。
インフレーターマットのデメリットとは？
●長期間放置すると自動で膨らまない
先程も述べた様にインフレーターマットはウレタンが元の大きさに戻ろうとする作用で膨らむ様になっています。しかし長期間放置するとウレタンが圧縮されてしまい、元の大きさに戻りにくくなってしまうんです。その結果、購入した当初の様に自動で膨らまなくなる現象が起こってしまいます。頻繁に使用していれば問題はないのですが、1年くらい放置するのは危険と言えます。もしインフレーターマットを使用するなら1ヶ月に一回くらいは膨らませてあげる様にしましょう。
●収納が大きい
マットの中身がウレタンのため収納サイズがとっても大きくなってしまうんです。想像してみてください。低反発マット（ウレタン素材のもの）を圧縮して丸めてもかなりの大きさがありますよね？そこがデメリットだと言えます。どうしても荷物を小さくしたいなら空気で膨らむエアマットがコンパクトになるためおすすめです。
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