キャンプへ行くのには必ず必要となるクルマ。一体どんな車がキャンプに向いているのでしょうか?今回はキャンパーにお勧めの車をジャンル別に紹介していきます。収納重視の車から見た目重視の車まで徹底解説!それではご覧ください。
キャンプへ行く車を選ぶには?
キャンプへ行くための車を選ぶポイントはなんでしょうか?ファミリーで行くのかソロで行くのかあるいはカップルで行くのか、それぞれの使い方によって車は変わって来ます。そのため今からキャンプで役立つ車の特徴をいくつかピックアップして行きます。是非、車選びの参考にしてみて下さい。
●大きなトランク
キャンプはどうしても荷物が多くなってしまう物です。そこで大活躍するのが大きなトランクです。大きなトランクがあればどんなにキャンプギアを買い足しても安心して持っていく事ができます。またキャンプを続けていくとこだわりが出て来て収納サイズの大きいギアも持って行きたくなってしまう物です。そんな時にも大活躍する事間違いなしの機能です。
●4人乗ってもキャンプ用品を積める
特にファミリーキャンプで必要なのは4人乗って、さらに4人分の荷物を積む事ができる車です。4人乗りの車でも荷物が乗らなければキャンプへ行く事ができません。ファミリーまたは大人数でキャンプへ行かれる方は人数に合った車を選びましょう。
●フルフラットになる
キャンプをしていると車中泊はやりたくなってくる物です。その時へ向けて後部座席を倒した際、フルフラットになって寝ることのできる車はキャンパー向きと言えます。またキャンプでは突然の大雨や暴風も付き物です。テントの中で寝れない様な状況になった時もフルフラットの車を所有しておく事で車中泊ができるためとっても便利です。
●4WD(四輪駆動)
キャンプ場は山や海にある事が多いです。そのためどうしても地質の悪いところを車で通る可能性があります。そういう時に便利なのが4WD(四輪駆動)の車です。4WDの車は前輪、後輪共に動くためどんな悪路でも安心して軽々進む事ができるため必要と言えます。
積載重視ならこの車!
●三菱 DELICA
デリカはキャンプには最適な車と言えます。
まずキャンプでの大きな問題である積載については3列目シートを畳めば4人乗りながら4人分の荷物は余裕を持って積載する事ができます。そのためファミリーキャンパーに人気がある車です。
また2列目、3列目シートを倒してフルフラットにする事ができるので車中泊も楽々です。身長180cmの方が2人横に寝れるくらいのスペースがあるので快適に車中泊もする事ができます。
さらにデリカ最大の特徴は駆動方法を変える事ができます(現モデルから)。普段は2WDで燃費良く走行して、アウトドアの場面では4WDにして思いっきり力強く走る事ができるのでとっても楽しめる車です。
●日産 X-TRAIL
エクストレイルはキャンプにも車中泊にも向いている車です。
まず積載に関しては4人乗りながら4人分の荷物はギリギリ積めるくらいの容量があります。3人のキャンプだと余裕を持って積む事ができるので3人でのキャンプをお考えの方にはお勧めです。
またフルフラットになるのですが、他の車と違うところは凸凹がないフルフラットにする事が出来るところです。通常フルフラットになる車はどうしても凸凹ができてしまうため車中泊をする時、背中に凸凹が当たってしまい痛くなってしまう事があります。エクストレイルはその心配が一切ないため車中泊では大活躍する事間違いなしの車です。
さらに駆動に関しては4WDなのですが、とっても車体価格が安いんです。通常4WDの車は2WDの車と比べて少し高くなってしまう物なのですがエクストレイルは2WDの車と同じくらいの価格で販売されていてとってもお得です。
●日産 SERENA
セレナは遠くまでキャンプへ行かれる方にお勧めの車です。
まず積載に関しては4人乗って4人分の荷物を詰めるだけの容量があります。そのためファミリーキャンプでも安心して使用する事ができます。
また車中泊に関してもフルフラットにする事ができ、全長の長い車なだけあって180cmの男性でも横に2人並んで余裕を持って寝る事ができます。
セレナの駆動系についてはモデルによって変わって来ます。e-powerのモデルは2WDモデルのみなのですが、S-HYBRIDモデルには4WDモデルがあります。さらにセレナの最大のメリットは燃費が良い事です。遠くまでキャンプへ行かれる方はどうしても燃費が気になるかと思うので燃費の良いセレナはお勧めです。
●トヨタ ハイエース
とにかく大きい車でキャンプへ行きたいなら絶対にハイエースです。
まず積載に関しては5人乗りながら5人分の荷物を積む事ができます。ハイエースがあれば3世代キャンプでも行けてしまうのでとっても便利です。
また3列目シートを倒すとベッドでも入れれるくらいの広さがあるため少しキツくはなるのですが3人くらい寝る事ができます。近年では内装を改造してキャンピングカー使用にされる方も増えて来ています。キャンピングカー使用にする事でさらに快適に車中泊出来る事間違いなしです。
さらにハイエースには4WDモデルがあります。そのため悪路のあるキャンプ場へも安心していく事ができます。
おしゃれにキメるならこの車!
●Jeep ラングラー
キャンパーの憧れとも言われている車がこのラングラーです。
まず積載に関しては4人乗りながら4人分の荷物を積むことが出来ます。最近ではルーフキャリア(屋根上の荷物置き)を付けられる方も多く、これがあれば大きなキャンプギアでも沢山持っていくことが出来ます。
また後部座席を倒すことで2000Lもの大容量トランクになるので2人であれば車中泊が出来てしまいます。さらに4WDなので悪路でも安心です。
ラングラーは燃費は悪いのですがアメ車独特のデザインは魅力と言えます。キャンプサイトにラングラーを横付けすることでさらにおしゃれなキャンプになること間違いなしです。
●TOYOTA ランドクルーザー
キャンパーが乗りたい車ランキング堂々の一位なのがこのランドクルーザーです。長年大人気のこのランドクルーザーはデザイン性、大きさ、走行性共に最強なんです。
積載に関しては5人乗りながら5人分の荷物を積めるくらいの大容量トランクがあります。5人家族でキャンプへ行くならランドクルーザーは大活躍します。
また後部座席を倒したら車中泊だって余裕で出来てしまい、別売パーツを購入することでベッドも入れれるほどの大きさがあります。
さらに4WDのため悪路でも安心です。
ランドクルーザーにはガソリン車かディーゼル車を選ぶことが出来ます。私自身一度ディーゼル車のランドクルーザーに乗ったことがあるのですが、ディーゼル車独特の振動や匂いを一切感じないとっても快適な走行性でした。
●TOYOTA FJクルーザー
FJクルーザーは現在生産は終了しているのですがそれでもキャンパーに人気のある車です。
積載に関しては4人乗って4人分の荷物をギリギリ積めるくらいの容量です。しかしFJクルーザーを乗られる方はルーフキャリア(屋根上の荷物置き)を付けられる方がほとんどなので、これを付けてしまえばある程度大きい荷物でも楽々運ぶことが出来てしまいます。
また後部座席を倒せば車中泊もできてしまいます。高さもあるので車中泊も快適に出来ること間違いなしです。さらに4WDなので悪路のキャンプ場でも安心です。
やはりFJクルーザー1番の魅力と言えば日本のメーカーであるトヨタが製造しているにも関わらず、アメ車のようなおしゃれなデザインである所です。日本車なので安心して使用できるため長年キャンパーに愛されているように感じます。
●フォルクスワーゲン type1 ビートル
この車は1945年にヒトラーが生んだ大衆車としてよく知られている車です。1945年から2019年まで74年間ずっと販売されてきてついに生産終了してしまいました。もちろん2003年から2019年の新型ビートルも良いのですが私がお勧めするのは1974年以前のtype1ビートルです。
空冷の水平対向4気筒エンジンを積んだこの車は今の車には出せないような音、振動を作り出してくれます。またデザインも今のビートルとは違い、フロントガラスが平面だったり、ハンドルとメーターとシフトレバーしかない室内だったりと当時の雰囲気を感じさせてくれる最高の車です。
積載に関してはソロキャンプの荷物を積めるくらいの容量しかないのですがルーフキャリア(屋根上の荷物置き)を付けることで2人用のキャンプ用品なら積むことができます。よりおしゃれにキャンプを楽しみたいという方は一風変わったこのtype1ビートルをお勧めします。
軽自動車でキャンプへ行くならこの車!
●スズキ ジムニー
軽自動車でカッコよくキャンプへ行きたいならジムニーではないでしょうか?
4人乗ることが出来るのですが、4人乗ると荷物をほぼ積めなくなってしまうため、2人乗って後部座席を倒して荷物を積むと余裕をもって積載出来ます。
もちろん4WDなので悪路でも安心して進むことができアウトドアを楽しむための軽自動と言えます。
●ホンダ NーVAN
N-VANは有名ユーチューバーカズさんが使用している事で話題の車です。
快適なアウトドアライフを送れるように後部座席を倒すとフルフラットになるため大きな荷物を積載したり、車中泊だってできてしまいます。
またオプションパーツも多く、テーブルを設置したり、棚を設置したりする事もできるのが特徴です。キャンプもするけど車中泊をメインでしたいという方にはお勧めの車です。
●ダイハツ ウェイク
ウェイクは乗り心地を重視したアウトドア向けの車です。
積載に関しては3人乗って3人分の荷物を積めるくらいの容量があります。
またシートは撥水性の生地が使用されているためアウトドアを楽しんだ後、泥だらけのまま車に乗っても汚れる事はありません。
さらに車中泊もできます。フルフラットにはならないのですが座席を全て倒す事で2人までは寝ることができます。
最後に
いかがだったでしょうか?キャンプに最適な車は見つかりましたか?キャンプで使用する車は積載性、走行性がとっても大事になってきますが今回紹介した車は全てキャンプで問題なく使用できる車たちばかりです。是非参考にしてみて下さい。
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