2020年もキャンプをより良くしてくれる新商品が各メーカーから販売されています。その中には、これまでに見た事のない商品やよりキャンプを快適にしてくれる商品がいっぱいです。そこでキャンプ用品店員の私が2020年話題のトレンドキャンプ用品を紹介していきます。
- 小川キャンパル オーナーロッジ タイプ52R
- SABBATICAL(サバティカル) ARNICA
- norDISK(ノルディスク) レイサEXP
- norDISK(ノルディスク) Asgard7.1 Denim-SMU JP
- LOGOS(ロゴス) プレミアム 3ルームドゥーブル WXL-BJ
- Coleman(コールマン) キャンパーインフレーターマット ハイピーク
- snow peak(スノーピーク) 焚き火台SR
- LOGOS(ロゴス) アイアンウッド囲炉裏サークルテーブル
- Petromax(ペトロマックス) ウルトラパッシブクーラー
- LOGOS(ロゴス) Tradcanvas アッセムチェアfor2
- snow peak(スノーピーク) フィールドファン
- tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) マルチランタンケース
- 最後に
小川キャンパル オーナーロッジ タイプ52R
“復刻やレトロではなく今の時代にこそふさわしいロッジを”をコンセプトに制作された小川の新作ロッジ型テントです。さすが日本のテントメーカーなだけあり日本の気候に合った工夫が沢山取り入れられています。
特徴としては全方向にメッシュを完備し、インナーにはTC素材を採用しています。これで夏場は通気性に優れ木陰にいるかのような移住性を実現でき、冬場には保温性に優れ結露しない快適な空間を実現できます。
またロッジ型ならではの格子デザインを正面に採用していて、小さい屋根も前にあるため脱いだ靴が雨で濡れることがありません。
さらに背面パネルは開けて別売ポールを購入する事で跳ね上げが可能です。後ろを跳ね上げして、その下で過ごす事でタープを張る必要がなくなるのでとっても便利です。
大きさは5人用テントなのですが、実際4人がぴったりだと思います。
SABBATICAL(サバティカル) ARNICA
このテントは全面をオープンすることが出来るトンネル型の2ルームテントです。もちろんインナー寝室を取り外して使用することも出来るので10人が入れる大型シェルターとしても使用することができます。
また全面にメッシュを装備しているため開放的な空間を実現しながらも虫やゴミの侵入も防ぐ事ができます。
さらに前後ともに跳ね上げが可能です。跳ね上げることでより広いシェルターとして使用する事が出来るので、キャンプだけではなくデイキャンプやBBQでも大活躍する事間違いなしです。
テント本体の大きさは大人2人と子供2-3人がゆったりと快適に過ごせる広さがあります(インナー寝室使用時の大きさ)。5人家族なら安心して使用できるサイズです。
norDISK(ノルディスク) レイサEXP
ノルディスクの大人気2ルームテントであるレイサ6が国内販売代理店ブルースカイングの別注モデルとして新登場しました。カラーは今流行のグレージュでキャンプサイトでインスタ映えする事間違いないしです。さらにおしゃれキャンパーには最適なレイサになったと思います。
また今回新たに追加された機能としてスカートが付いた事です。今までレイサといえばスカートがないため冬場は下から冷気が入ってきて寒いのが問題点でした。レイサEXPからスカートが付いた事で冷気や風邪を遮断できるため冬キャンプも安心して行けるようになったため、とっても使いやすくなりました。
まだレイサEXPは販売されていません。予定では2020年秋冬に販売予定です。楽しみにしながら気長に待って是非購入してみて下さい。
norDISK(ノルディスク) Asgard7.1 Denim-SMU JP
広島の老舗デニム会社、カイハラ株式会社とのコラボ商品として販売されたノルディスク の新型テントです。このテント日本数量限定販売のためこれから先手に入れる事ができなくなるであろうテントです。
デニムの風合いはそのままにテクニカルコットン素材で作り上げられているため夏場は風通しや断熱性に優れ、冬場は保温性に優れたテントとなっています。
またポールの素材はアルミへ変更して軽量化されたためノルディスクのテントのデメリットで合った重さはかなり解消されています。さらにこのテントはノルディスクの他のテントとは違いテント本体とフロアシートが一体型なので持ち運びしやすくなっているのが特徴です。
大きさとしてはAsgard7.1と同じ大きさで、2人くらいで使用するのがベストなテントです。かなり小さめなのでカップルキャンプやソロキャンプにおすすめです。
LOGOS(ロゴス) プレミアム 3ルームドゥーブル WXL-BJ
ロゴス伝統のグレートドゥーブル(2ルーム)が3ルームテントになって新登場。3ルームテントは今までになかったテントの形で、寝室とリビングスペースがある2ルームにメッシュの全室が増えた形のテントです。部屋が3つもあるため大人数キャンプでも快適に過ごす事ができとっても便利です。
またロゴス独自のデビルブロックシステムも取り入れられました。この機能は通常のメッシュよりも高いUVカット率、遮光率を実現出来るメッシュです。さらにメッシュがかなり細かく作られているためメッシュの隙間から虫が入ってくる心配も一切なくなりました。
大きさは大人2人子供3〜4人寝れるくらいの大きさがあるため大家族でも安心して使用できるテントです。大人数でキャンプをされるならこのテントで決まりではないでしょうか?
Coleman(コールマン) キャンパーインフレーターマット ハイピーク
まるで自宅のベットかのように快適に寝る事が出来る厚さ10cmのインフレーターマットです。インフレーターマットの特徴はウレタン(スポンジ)が中に入っているためバルブを開けるとウレタンが膨張する性質を利用して自動でマットを膨らます事ができます。キャンプ場についてバルブを開けてテントの中に入れておくと自動で膨らむので設営時間短縮する事ができます。
またインフレーター素材は低反発マットのような寝心地を実現してくれるためキャンプで快適に寝れる事間違いなしです。もちろん家でも使用する事が出来るのでお昼寝や友達が泊まりに来た際のベッド代わりにも最適です。
さらにこのマット1番の特徴は価格です。今まで厚さ10cmのインフレーターマットは様々なメーカーが¥20000円以上で沢山販売されてきました。しかし新発売されたこのインフレーターマットは厚みが10cmあるにも関わらず¥13,800(税込)で購入する事が出来るんです。他メーカの半額で購入する事が出来るのでおすすめです。
snow peak(スノーピーク) 焚き火台SR
スノーピークを代表する従来の焚き火台をソロキャンプでも使えるように改良されたのがこの焚き火台です。従来の焚き火台と同様に極厚のステンレスを使用しながらもコンパクトに収納できるよう設計されているので持ち運びも簡単です。
また薪の納まりがいいように長方形のデザインで、少量の薪でも焚き火を楽しめるようになっています。ソロキャンプだと沢山薪を使いたくない方も多いと思うのでとっても便利です。
さらにグリルブリッジ(網を乗せるための土台)が付いている為、別売の「焼き網ステンレスハーフPro」や「グリルプレートハーフ深型」をセットする事ができます。その為この焚き火台一つで焼き物料理や鉄板料理もできてしまう優れものです。
たくさんの機能が付いた焚き火台SR。ソロキャン用の焚き火台におすすめです。(2020年5月4日現在、この焚き火台はまだ生産がされておらず入荷待ち状態です。
LOGOS(ロゴス) アイアンウッド囲炉裏サークルテーブル
ロゴスならではのウッド囲炉裏テーブルが形が変わって新登場しました。従来のモデルは四角形だったため4人以上で囲炉裏を囲みにくかったのですが、円形にする事で3人でも4人でも5人でも快適に囲む事が出来るようになりました。
またコンパクトに収納する事が出来るので持ち運びも簡単です。収納サイズも従来のモデルよりも小さくなったため軽自動車キャンパーでも安心して持っていく事が出来るようになりました。
中に入れれる焚き火台はロゴスthe ピラミッド TAKIBIのM~XLが入る大きさです。他メーカーの焚き火台でも大きささえ合わせれば使用する事が出来るので囲炉裏スタイルを楽しみたいならこれで決まりです!
Petromax(ペトロマックス) ウルトラパッシブクーラー
分厚い4 cm以上の断熱壁を持った保冷力、耐久性抜群ともに最強のクーラーボックスです。これだけの分厚い断熱壁があれば長泊キャンプでも安心して使用する事ができます。
また蓋の上に滑り止めがついているため座る事が出来るようになっています。キャンプやバーベキューのちょっとした時間に座れるクーラーボックスがあるととっても便利です。
さらにキャンプ人数に合わせやすい様、25Lと50Lの2サイズが販売されています。2人でキャンプへ行くなら25L、それ以上で行くなら50L使用するようにしましょう。ちなみに実物を持ってびっくりしたのですが4cm以上の断熱壁があるため本体重量がとっても重くて他メーカーの25Lクーラーボックスと比べるとサイズはかなり大きめです。一度サイズを見てから購入する事をお勧めします。
LOGOS(ロゴス) Tradcanvas アッセムチェアfor2
2人掛けのベンチと言えば通常半分に折りたたんで収納する物が多く、収納サイズが大きくなるため持ち運びに困られた方も多いのではないでしょうか?しかし今回販売されたこのチェアはそんな悩みを解決してくれる画期的なベンチなんです。
フレームを抜いて折りたたむ事が出来る為、上の写真奥にある細長い収納袋に収納する事ができてしまいます。これで軽自動車キャンパーでも余裕で2人掛けベンチを持っていく事ができます。
また耐荷重は180kgある為、90kgの人が2人座っても大丈夫です。これだけの耐荷重に耐えれるため安定感がしっかりしていて安心です。
私自身実際に組み立てた事があるのですがたった1分ほどで組み立てれて、収納も1分で出来たのでとっても簡単で使いやすい2人掛けベンチだと思います。
snow peak(スノーピーク) フィールドファン
夏のキャンプを快適にするための必需品と言えば扇風機ではないでしょうか?しかしアウトドアに適した扇風機がなかなか見つからず悩まれていた方も多いと思います。そこで今年ついにスノーピークとMAKITA(業務用工具メーカー)とのコラボで製作されたのがこのフィールドファンです。
重量は1.3kgでとっても軽く持ち運びしやすいコンパクトサイズにも関わらず、最大風速は180m/分というハイパワー性能を発揮してくれます。
また扇風機を使用する際はAC電源が必要と思われるかもしれませんが、この扇風機はAC電源でも別売バッテリーでも両方で使用することが出来るんです。別売バッテリーをセットした状態で弱モードで使用すると約9時間40分も稼働するので一泊キャンプなら問題なしです。
まだ扇風機をお持ちでないならこのフィールドファンおすすめです。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) マルチランタンケース
ありそうでなかったが実現したのがこのランタンケース。今まで各キャンプメーカーが様々なランタンを販売してきたのですがランタンを収納するための木製ケースはほとんど販売されていませんでした。
このランタンケースはランタンを入れるだけでなく上部に引き出しが付いているのが特徴。この引き出しの中にランタンのメンテナンスパーツを入れる事が出来るので小さなパーツもなくす事がありません。
またランタンが移動中に倒れないようランタンを抑える木のフレームの高さを2段回変更する事ができます。大概のランタンは中に入れる事が出来るので、ガソリンまたはオイルランタンを持っているがランタンケースをお持ちでない方は一つ購入しておく事をおすすめします。
最後に
今回は2020年各メーカーが販売した新商品の中でも私が特に使いやすく、画期的だと思った商品のみをピックアップしました。魅力的な新商品は見つかりましたでしょうか?新商品はさらにキャンプを快適にしてくれる事間違いなしなので是非購入して使用してみて下さい。
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