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スノーピークの『フィールドファン』を”アウトドア店員”が徹底レビューしてみた!

夏キャンプに必需品の扇風機。我が家ではスノーピークのフィールドファンを購入しました。そこで今回は実際に使用した使用感、特徴、メリット、デメリットを徹底レビューしていきます。それではご覧ください。

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スノーピークの「フィールドファン」を購入してきました!

スノーピークのフィールドファンを購入してきました。このグレーっぽい、自然に合いそうな色がたまりませんよね?

実はこの扇風機、あの工具で有名なMAKITA(マキタ)とスノーピークのコラボ商品なんです。しかもカラーが従来のマキタ製品の物から変更されていたり、ロゴがスノーピークになっていたりと魅力がたくさん詰まっています。

では一体マキタが販売している扇風機のCF102DZと、スノーピークが販売しているフィールドファンは何が違うのでしょうか?詳しく表に違いをまとめてみたので見てみましょう。

 

      
MAKITA(マキタ) snow peal(スノーピーク)
定価 ¥9,900+税 ¥9,900+税
ネット最安値 ¥6,390 ¥10,890
本体カラー グリーン グレー
重量 1.3kg 1.3kg
本体サイズ 185×272×284mm 185×272×284mm
バッテリー電圧 14.4V/18V 14.4V/18V

 

これを見て分かる事は、全く同じ製品で、色だけが違うという事が分かります。しかもネット最安値で比べた際、マキタの方がかなり安く購入できる事が分かります。

つまり、機能性が良ければいいという方はマキタのCF102DZを、機能性もデザイン性も兼ね揃えたいという方はスノーピークのフィールドファンを選ぶのが良いかと思います。

今回私がスノーピーク性を選んだ理由としては、やはりこのデザイン性に惹かれたからです。マキタのCF102DZは明るい青色のため、どうしても他のギアと色を合わせるのが難しくなってしまいます。少しでもおしゃれにカッコよくキャンプをしたいならフィールドファン本気でおすすめです!

 

現在スノーピークのフィールドファンは超人気のため、ほとんどの店舗で在庫切れ状態になっています。次の入荷はまだ未定らしいのですが、おそらく来年になるのではないでしょうか?もしまだ残っているのを見つけたらすぐに購入する事をおすすめします。

 

 

まずはAC電源で使用感を徹底レビュー!

それではAC電源(家庭用コンセント)で使用してみます。まず本体裏側にあるゴムを外してみてください。

そうするとコードを指す穴が出てくるはずです。

しっかりゴムパッキンがついているためアウトドアで使用しても、コンセントの穴に何か入って壊れる心配がなくなるので、安心して使用する事ができそうです。

次に付属しているACコードを出してきて、先ほどの穴にはめ込んでください。その状態で家庭のコンセント穴にセットすれば準備完了です。

ここで注意すべき点は、ACコードの接続部が大きいため延長コードなどで使用すると、隣のコンセント穴まで塞いでしまう可能性があります。

ここまで出来たら、最後電源ボタンを押すだけで起動します。初めて起動した際はこの小さなボディから出るてると思えないくらいに強い風が吹くのでびっくりしました。さすがマキタが製作している扇風機です。

AC電源で使用するならご家庭や、キャンプへポータブル電源を持っていけば使用できます。この後に紹介するバッテリーがなくても使用できるので、とりあえず購入してみてはいかがでしょうか?

 

 

次はバッテリーで使用感をレビュー!

まずここからの事について先にお伝えしておくことがあります。それはMAKITA(マキタ)純正品のバッテリー以外で使用するのはダメと記載されているにも関わらず、私の家には非正規品しかなかったのと、お金がなかったために、今回の記事では非正規品を使用しています。皆様も非正規品を使うなら必ず何かあっても自己責任で使用する様にしましょう。

 

それではまずマキタの純正バッテリーを購入するならどれが使用できるのか、表にまとめました。この表に書いている品番のバッテリーを購入して安全に使用しましょう。

       
18V
6.0Ah 5.0Ah 4.0Ah 3.0Ah 2.0Ah 1.5Ah
BL1860B BL1850B BL1840B BL1830B BL1820B BL1815N
       
14.4V
6.0Ah 5.0Ah 4.0Ah 3.0Ah 2.0Ah 1.5Ah
BL1460B BL1450 BL1440 BL1430B × BL1415N

 

おそらくこの表を見てもどれがいいのか分からない方も多いかと思います。しかし詳しく解説するとかなり長くなるため、今回の記事では簡単に説明させて頂きます。

まず電圧値(V)の違いについてです。

14.4Vのメリットとしては軽量である事、安価である事が挙げられます。しかしデメリットとしてバッテリー持続時間が短い事、パワーがない事が挙げられるのでキャンプでキャンプで長時間使用するには向かないと言えます。

18Vのメリットとしてはバッテリーが長持ちする事、電気を流した際の負荷に強い事が挙げられます。しかしデメリットとして本体が重い事、高価であることが挙げられます。もしキャンプで使用するなら少し重くて高くてもこちらの18Vをお勧めします。

次はAh(アンペアアワー)についてです。

こちらは数値が大きくなるほど、バッテリー持続時間が長くなると言う認識でOKです。

 

出典 楽天市場

ここまでの話からキャンプで使用するならマキタのBL1860Bバッテリーが最も良いと言うことが分かっていただけたと思います。今回私もこのBL1860Bの互換品を使用しました。それではここから実際にバッテリーをフィールドファンに装着していきます。

 

まず先ほども言いましたが、今回は非正規品のBL1860Bバッテリーを自己責任で使用します。

今回使用する非正規品のバッテリーは、バッテリー2つと充電器合わせて12,000円で以前に購入しました。大体正規品の半額程度で購入出来てしまうため、自己責任で使用するなら良いのではないかと思います。(最近非正規バッテリーの炎上事故も増えているのでかなりの注意は必要です)

ちなみにマキタの純正バッテリーは一つで約16,000円、充電器が約6000円するため、合わせて20000円以上は覚悟しておく必要があります。

 

それではバッテリーを装着していきます。

写真の様にバッテリーと本体のくぼみを合わせて、上から下へスライドしていきます。

 

最後上から押し込めばカチッとハマるので、ここまで出来ればセット完了です。この状態で電源ボタンを押せばしっかり起動してくれます。

ちなみにカタログによるとマキタのBL1860Bを使用した場合、弱で9時間40分も連続で稼働する様です。

おそらく互換バッテリーを使用したからかもしれないのですが、今回私が使用した感じでは弱で8時間程度の持続時間でした。

しかし9時間40分稼働したとしてもキャンプで使用するには厳しいので、バッテリーを最低でも2つは準備しておく必要がありそうですね。

 

正規品

 

非正規品

 

 

ここがすごい!フィールドファンのメリットや特徴とは?

首振り機能

フィールドファン本体の一番右にあるボタンを押すと、首振り機能を使用する事ができるんです。家族などでキャンプに行く我が家ではこの機能がある事で、全員が満遍なく涼むことができてとっても役立っています。

また扇風機は夏だけでなく、冬場は暖気をテント内で循環させるファンの役割も果たすため、首振り機能があるとより効率的に暖気を循環させることができて便利です。

 

角度を変えることができる

角度を変えることができるのは魅力の一つです。この機能がある事で、本体を地面においても上から吊るしても、自分の好きなところに風を当てることができるため役立っています。

ちなみにMAXここまで角度を変えることができます。この角度で使う機会はほぼないですが、柔軟に角度を変えれると何かと便利ですよね?こんな行き過ぎたこだわりもフィールドファンの魅力ではないでしょうか。

 

フックに吊り下げることができる

本体後ろにフックにかけるためのパーツが取り付けられています。これがあることでハンガーラックや、車の室内についている持ち手などに吊り下げることができるんです。

最近のキャンプではアイアンハンガーラックを使用している方も多いかと思うので、それに吊り下げて使用するとカッコよさがアップするのではないでしょうか?

 

風量を調整することができる

3段階で風量を調整することができます。ここで、所詮小さな扇風機だから弱なんか使うことないだろうと思った方がいるかもしれません。

しかし、実際は弱でも手持ち扇風機の強以上の風力を発揮してくれるため、私は弱で使用する事が多いです。さすがマキタ製品、小さなボディでここまでの風力を発生させるとは恐るべしです。

 

タイマーを入れることができる

この機能は私がキャンプで使用した際、最も役立った機能とも言えます。特に9月、10月などは夜の温度差が激しいため、寝る直前にタイマーを入れておく事で夜中寒くて目が覚めない様にする事ができるんです。

他にもバッテリーの使いすぎ防止のためにあらかじめタイマーを入れておく事で、大体今バッテリーの何%くらいを使用したかが検討つく様にもなります。キャンプではバッテリーの残量ってとても気になると思うので、タイマー機能で予測できるは魅力です。

 

スタンドに取り付けることができる

本体下にねじ穴があるためスタンドにセットして使用する事ができるんです。高さを自由自在に変化させて使用したい、扇風機を置く台がないと言う方は是非スタンドを購入して使用してみてはいかがでしょうか?

ちなみにバッテリー同様、スタンドに関してもマキタ製の物を推奨している様です。以外とスタンドに関しては純正品でも安いので純正品の購入をお勧めします。

 

 

 

使用して分かった!デメリットとは?

とにかく音がうるさい

これは小さいボディからかなりの風力を出すため仕方ないのかもしれませんが、弱で使用してもかなりの音が出ます。中や強になると、少し静かな掃除機を使用しているかの様な音がなるため、就寝時での使用には向きません。

もし就寝時にも使用したいと考えているなら「少しくらい雑音が鳴っても寝れる!」と言う方のみ購入する事をお勧めします。

 

角度を変える際に指を挟む

私が一番注意喚起したいのはファンの角度を変える時の事です。横のロックボタンを押しながらファンの角度を変えるのですが、写真の指をさしている部分を持ちながらロックボタンを押すため、ファンの角度が替わった際に指を挟んでしまいます。

これがめっちゃ痛くて、爪に青あざができてしまうんです。しかも私は2回もやってしまいました。皆様は気をつけて角度を変える様にしてください。

 

めっちゃ重い

本体の重量が1.3kg、バッテリーの重量が約700gもあるため、二つ合わせて2kgもの重さになります。持てない程重いと言うわけではないのですが、気軽に持ち運ぶには少し重たい様な気がします。

特に私はザック(リュックサック)にキャンプギアを入れてキャンプ場に行く事があるのですが、フィールドファンを持っていくとなるとかなり気が引けます。

あまり持ち運びはしないのを前提で購入するのがいいかと思います。

 

 

最後に

いかがだったでしょうか?

もちろんデメリットもあるのですが、それ以上に魅力がたくさんある扇風機だと言う事が分かっていただけたかと思います。夏場は涼むため、冬場は暖気を循環させるためと年中大活躍する商品なので一家に一台持っておいて間違いなし!

現在手に入れるのはかなり難しくなっている様ですが、次の入荷を待って是非購入してみてはいかがでしょうか?

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