失敗しない、快適なキャンプをしたいですよね?しかし、キャンプで失敗しない様にするにはどうしたら良いのでしょうか?今回はアウトドア店員である私の経験を生かしてそんな悩みを解決していきます。これで失敗する事がなくなるはずです。それでご覧ください。
キャンプで成功するためには失敗談から学ぼう!
キャンプで成功するためにはどうしたら良いのでしょうか?
もちろん沢山のキャンプギアを買い揃えて持って行ったり、予備品を沢山持って行く事も答えなのですが、それ以上に他の人の失敗談を知る事で成功への近道となるんです。
でも知る機会てなかなかないと思います。
そこでアウトドア店員の私が実際にお客様からお聞きした、生の失敗談を紹介していきます。
今回紹介するのは実際にあった失敗談ばかりなのできっと役立つはずです。
是非参考にしてキャンプを成功へ導いて行ってください。
それでは詳しく見ていきましょう。
濡れたまま撤収してテントがカビだらけ
キャンプをしていく上で最も多い失敗がテントのカビです。
濡れたテントをしっかり乾かさずに撤収して放置するとカビが生えてしまいます。
またカビはとっても厄介で自分では取ることができないため専門業者へクリーニングに出す必要があるのですが、一回で数万円ともう一つテントが買えるくらいの値段がします。
ではどの様に乾燥させればカビは生えないのでしょうか?
テントを撤収する日が晴れであればテントのドア、ベンチレーション(通気口)を全て開けて3時間ほど放置すればOKです。
しかし、テントを撤収する日が雨の場合もあるとは思います。
その様な場合は、とりあえず濡れた状態で撤収して、家に持ち帰ってベランダで広げて干す必要があります。
もしテントを広げるだけのスペースがないようであれば、テントクリーニング.comという会社へ濡れたテントをそのまま送ることでカビが生えない様しっかり乾燥させてくれます。
少し価格は高いのですがしっかり乾燥させてくれるためおすすめです。
詳しくはテントクリーニング.comのホームページをご覧ください。
テント、タープが飛ばされる
特に初心者に多い失敗なのですが、ペグをしっかり打てていないためテントやタープが飛ばされてしまうことがあるんです。
すでにキャンプをされている方も今までのキャンプを思い返して欲しいのですが、いつもテント本体やロープまでしっかりペグを打っていますか?
私がテント修理のお客様の話を聞いていて最も多いのが、テント本体にはペグを打っていたがロープを張っていなかったためテントやタープが飛ばされた話です。
テント本体にペグを打ってもロープを張っていなかったら、風速10m以上の風が吹くと一瞬で飛ばされてしまいます。
少し手間ではあるのですが、テントが飛ばされて壊れない様しっかりロープまでペグを打つ様にしましょう。
ペグハンマーを忘れた
皆さん意外と忘れがちなのがペグハンマーです。
ペグだけ持っていってペグハンマーを忘れたという経験がある方は多いのではないでしょうか?
ペグハンマーがなければペグを打つことが出来ないためテントを設営することが出来ません。
お客様の話を聞いているとその日はペグなしでテントを使用したという方もいらっしゃいましたが、上記でも紹介した様にテントやタープが飛ばされて壊れてしまう事態になる可能性があります。
もしペグハンマーを忘れた際の対処法としては、近隣で大きな石を探してきて、その石でペグを打ってみてください。
かなり地面の硬いキャンプ場でなければしっかり打ち込む事ができます。
キャンプへ行く際はペグハンマーを持ったか、しっかり確認する様にしましょう。
焚き火の薪を入れすぎて炎上する
これもキャンプ初心者にかなり多い失敗談です。
初めて焚き火をされる方はキャンプファイヤーのイメージが強い様で、薪を沢山組んで着火してしまうのですがこれは間違いです。
炎が小さい状態をキープするのが焚き火なのですが、薪を多く入れすぎる事で大炎上し、さらには大きな事故に繋がってしまう可能性もあります。
また飛び散った火の粉でテントや服に穴が開いてしまったという失敗談もよく耳にします。
安全に焚き火をするためにも、初めは薪を少なめからスタートして炎が小さくなってきたら薪を足していく方法で行いましょう。
炭に火が着けれない
炭の着火はすごく難しくて、キャンプ上級者でも上手くできないことがあるんです。
そんな難しい作業なのですから初心者にできなくて当たり前です。
しかしアウトドア店員をしていると、これから初キャンプへ行く方で着火剤やバーナーなしで炭に火を付けたいという方がよくいらっしゃいます。
これ絶対に失敗するので慣れるまでやめておいてください。
炭に火をつけれなくてはキャンプで料理もできなくなってしまいます。
まずは着火剤、バーナーを用いて確実に炭に火をつけて安心できるキャンプをしてみてください。
明るいランタンを持って行かずに暗闇の中でキャンプ
これからキャンプを始める方にとってランタンは軽視されがちです。
しかし、キャンプでランタンは最も大事なギアの一つとも言えるくらいに重要なんです。
よくアウトドア店員をしていてお客様からお聞きするのは、ランタンを軽視して安いランタンを買って持って行ったが暗くて何も見えなかったというお話です。
良いランタンがなければキャンプで身動き自体が取れないという事態に陥るので、少し高価であっても良いランタンを必ず用意していく様にしましょう。
では良いランタンとはどの様な物なのでしょうか?
ランタンに関しては以前記事で詳しく紹介しているためそちらをご覧ください。
寝袋を持って行かなかったため寝れない
寝袋なくても夏なら寝れると思っている方へ。
実はそれとっても危険なんです。
実は夏であってもキャンプ場での夜の冷え込みは想像を絶する物です。
そんな中寝袋なしで寝ると寒くて寝れなかったり、最悪の場合低体温症になってしまう事もあります。
また、冬キャンプでリミット温度が高い(3~10℃くらい)寝袋を持っていくのもかなり危険です。
寝袋のリミット温度とはその温度下で寝袋を使用した際に低体温症にならない最低温度なので、安心して快適に眠れるという訳ではありません。
絶対に自分が使用する温度帯よりもかなり低いリミット温度の寝袋を購入していきましょう。
最後に
参考になる失敗談はありましたでしょうか?今回紹介した事はアウトドア店員をしていると本当によくお聞きすします。これらの失敗をしない様に注意しながら、快適なキャンプができる様準備していきましょう。
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