安くて明るさ最強のクレイモアランタン。気になっている方も多いのではなでしょうか?今回はクレイモアランタンを一年使った私が感想を正直にレビュしていきます。結論から言うと長い目で見なければいいランタンでした。また同じく安くて明るさ最強のルーメナーとも比較していきます。さらにクレイモアランタンについてお悩みであろう事をいくつかピックアップして解説していきます。それではご覧ください。
最近話題のクレイモアランタンとは?
クレイモアランタンは韓国のプリズム社が製造している大光量ランタンです。サイズが小さいにも関わらず、最大光量が2700ルーメンとキャンプ用LEDランタンの中でも最大の光量を発するランタンです。
まだ発売されて2年ほどしか経っていない歴史の浅いランタンではありますがたくさんのキャンパーが信頼して使用しています。今回はこんなクレイモアランタンについて徹底解説していきます。
これでお悩み解決!
●何種類あるの?
クレイモアランタンにはS、M、Lの3サイズがあります。どれも安くて大光量なのは変わりないのですが、それぞれ収納サイズや光量や充電時間が違います。それぞれのサイズの違いについてはこちらをご覧ください。
タイプ | 本体サイズ | 最大の明るさ | バッテリー | 連続点灯時間 | 充電時間 | 総重量 | メーカー定価 |
Sサイズ | 横 120mm × 高さ 90mm × 奥行き 34mm | 1,200 Lumens | 7,000 mAh | 3.5〜50 hr | 2.5 hr | 約275 g | 8,778円(税込) |
Mサイズ | 横 160mm × 高さ 90mm × 奥行き 34mm | 2,200 Lumens | 11,600 mAh | 4〜80 hr | 6 hr | 約405 g | 10,978円(税込) |
Lサイズ | 横 200mm × 高さ 90mm × 奥行き 34mm | 2,700 Lumens | 17,400 mAh | 5.5〜100 hr | 7 hr | 約545 g | 13,178円(税込) |
●どれくらいの明るさなの?
一般的にLEDランタンの明るさは500ルーメンくらいの商品が多い中でクレイモアランタンはは最大2700ルーメンもの光量を放ちます。500ルーメンという明るさはテーブルの上にランタンを置くと6人用テーブルを全体照らす事ができるくらいの明るさです。対して2700ルーメンとは6m×6mのキャンプサイトで上から吊るすと全体をしっかり明るく照らすくらいの明るさがあります。このランタンひとつあれば全体を明るく照らす事ができるので他にランタンを買い足す必要がなくなるのはメリットだと思います。
●ランタン以外の用途は?
ランタン以外の用途としてUSB ポートがついているため、携帯の充電やUSB電源を使う扇風機を繋げて使用する事ができます。キャンプの時携帯の充電に困る事が多いと思うのでこのランタンがあれば大活躍です。さらにキャンプ以外でも防災用品として大活躍します。充電MAXの状態で保管しておけば災害等で電気が止まった際などに便利です。
●明かりの色は何種類あるの?
3種類の色に変更可能です。ターボモードと言われる暖色と白色の混じった色と暖色単体と、白色単体で使用する事ができます。ターボモードで使用すると明るいのですがバッテリー持続時間が低下します。暖色、白色で使うとバッテリーが長持ちします。暖色が作り出してくれる落ち着いた雰囲気が私は好きなので大きいテントの中で使う時も暖色を使用しています。ターボモードと比べると明るさは落ちますが、それでも全く問題ない明るさがあります。
●ソロキャンでも使えるの?
もちろん使用できます。実際に私もソロキャンへバイクでこのランタンを持って行って使用しています。ソロキャンで使うテントだと最小の明るさぐらいで十分なので、3泊くらいならバッテリーが余裕で持ちます。(ランタンに携帯を繋いで充電したり、寒い日に使うとバッテリー持続時間は短くなり2泊くらいが限界となります。)
クレイモアランタンの使い方
ここからはクレイモアランタンの使い方について説明していきます。まずは付属品についてです。
まず本体の箱を開けて取り出すとランタン本体、ランタンケース、充電用ケーブル、S字フックが付いています。では各パーツについて見ていきましょう。
まずはランタンケースの中身です。ランタンケース下側にはランタンを入れてマジックテープで固定できる様になっています。このおかげで持ち運びの際、揺れて壊れるのを防ぐ事ができます。
ケース上側は充電ケーブルとS字フックなど付属品を収納できる様になっています。
私は充電の際に使うUSB充電キューブも一緒に入れています。このパーツのみ付属していないので別で購入する必要があります。
次にランタン本体の使い方について解説していきます。
まずランタン横についているこのダイアルが光量調節ダイアルです。このダイアルを回す事でランタンが光り出し、明るさを微調整する事が出来ます。
次にその横についている小さなボタンは光の色を変更するために使用します。ボタンを押すと、ターボモード(白色と暖色の混合色)→白色→暖色の順番に色を変更する事ができます。
次にランタン横についているUSBポートについてです。携帯を充電する際は充電器をこのUSBポートに差し込む事で充電する事が出来ます。その横にあるMicroBの差込口は付属のランタン充電用コードを差し込んでランタンを充電する時に使用します。通常時これらのポートはゴム製のカバーで隠れているのでカバーを開けて使用してください。
USBポートの横にあるのがバッテリー残量を確認するためのボタンです。ボタンを押すとバッテリー残量が4段階で表示されます。私の場合は1つのみ点滅なので1/4しか充電が残っていない状態です。
ランタン本体の後ろ側のフレームは写真の様に曲がる様に作られています。このフレームのおかげでテーブルの上に置いて使用する事が出来ます。
さらにはこのフレームに付属のS字フックをつける事でランタンフックにも掛けれる様になります。S字フックはフレームであればどこでもつける事ができるので縦吊し、横吊しの両方が出来てとっても便利です。
実際に使ってみたレビュー
ここからは私が実際に使ってみて感じた事をレビューしていきます。良かったところから悪かったところまでたくさんあるランタンでした。使用感を包み隠さず紹介するのでご覧ください!
メリット
●充電持続時間がすごい
充電持続時間はどのランタンにも負けないのではないでしょうか?かなり明るいランタにも関わらず1泊キャンプは余裕で使用する事が出来ます。サイズにもよるのですがLサイズであれば中の明るさで使い続ければ3泊くらいは使えるのではないでしょうか?ちなみに2泊は余裕でした。またよくグループキャンプに行くのですが全員の携帯の充電はこのランタンからいつも行っています。iPhoneを4台充電しても1泊であればマックスの光量で使用できるくらいの充電量が残るのでとっても重宝しています。
●明るさがすごい
明るさは最強です。今まで明るさが最強と言われて来たロゴスのパワーストックランタンやルーメナーを使用して来ましたが、それらのランタンとは比べ物にならないほど明るいです。実際に私の家で夜に部屋の明かりを消して使用してみたのですが11畳の部屋を明るすぎるくらいに照らしてくれました。このランタンの明るさを超えるキャンプ用ランタンはないのではないでしょうか?
●電子タバコも充電できる
私は喫煙者で電子タバコを吸うためキャンプで充電が切れるとかなり困ってしまいます。そんな時にクレイモアランタンがあれば電子タバコも充電する事ができるのでとっても便利です。電子タバコの充電はかなりの電力を使うのですが、電子タバコをマックスで充電してもランタンの充電量は20%程度しか減らないので残り80%をランタンとして使用できるため重宝しています。
デメリット
●本体の作りが弱い
海外生産のため仕方ないのかもしれないのですが致命的な故障も出て来ています。写真にある様にランタン本体上のネジがゆるんで来て鉄フレームが取れ掛けています。キャンプ前日に毎回ドライバーでキツく締めるのですがキャンプから帰ってくると毎回緩んでいます。この鉄フレームが弱くなるとテーブルの上にランタンを立てかけたりランタンフックに吊しにくくなるため大変です。
●一年使うとバッテリー持続時間が短くなってくる
私は今クレイモアランタンをちょうど一年使用しています。一年使って変わった事はバッテリー寿命がかなり短くなった事です。購入した当初と比べて点灯時間は1/4くらいは短くなったのではないでしょうか?電化製品なので仕方ないのかもしれませんが長い目で見ると使いにくいランタンだなと感じました。
大人気ランタン!ルーメナーとの違いは?
大人気のランタンであるルーメナー。ルーメナーもクレイモア同様安くて大光量のランタンです。ルーメナーかクレイモアランタンでお悩みの方も多いかと思います。そこでルーメナーとクレイモアの違いを詳しく見ていきましょう。
タイプ | 本体サイズ | 最大の明るさ | バッテリー | 連続点灯時間 | 充電時間 | 総重量 | メーカー定価 |
クレイモアS | 横 120mm × 高さ 90mm × 奥行き 34mm | 1,200 Lumens | 7,000 mAh | 3.5〜50 hr | 2.5 hr | 約275 g | 8,778円(税込) |
クレイモアM | 横 160mm × 高さ 90mm × 奥行き 34mm | 2,200 Lumens | 11,600 mAh | 4〜80 hr | 6 hr | 約405 g | 10,978円(税込) |
クレイモアL | 横 200mm × 高さ 90mm × 奥行き 34mm | 2,700 Lumens | 17,400 mAh | 5.5〜100 hr | 7 hr | 約545 g | 13,178円(税込) |
ルーメナー | 横 92mm × 高さ 92mm × 奥行き 28mm | 1300 Lumens | 10,000 mAh | 8〜100 hr | 5.7 hr | 約220 g | 12,100円(税込) |
ルーメナー2 | 横 129mm × 高さ 75mm × 奥行き 22mm | 1,500 Lumens | 10,000 mAh | 8〜100 hr | 5 hr | 約300 g | 16,280円(税込) |
ルーメナープラス | 横 146mm × 高さ 96mm × 奥行き 28mm | 1,800 Lumens | 20,000 mAh | 12〜160 hr | 8 hr | 約440 g | 17,315円(税込) |
スペックの違いを表にしてみました。
ここから分かる事をまとめます。
●結論
より明るく、より安いのはクレイモアランタン!
より小さく、よりバッテリーが長持ちするのはルーメナー!
あなたに合ったランタンはどちらでしょうか?あなたの使い方に合った方を選ぶ事をお勧めします。
●CLAYMORE(クレイモア) ULTRA + S
●CLAYMORE(クレイモア) ULTRA + M
●CLAYMORE(クレイモア) ULTRA + L
●LUMENA(ルーメナー)
●LUMENA2(ルーメナー2)
●LUMENA +(ルーメナープラス)
最後に
いかがだったでしょうか?クレイモアランタンについて詳しく知る事はできましたか?今回はルーメナーとの比較やメリットデメリットまで詳しく紹介しました。その中でも最も伝えたい事はとってもコスパのいいランタンだという事です。是非一度使用してみてください。
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